昨日DVDで観たアニメーション「inside out」が面白かった(日本の邦題は「インサイドヘッド」らしいけど、珍しく分かりやすい邦題だと思った)
主人公の女の子が次女と同じ年の設定のせいか、色々見ていてぐっとくるものがあったなー。
映画の中に出てくるbing bongという主人公が幼い頃のイマジナリーフレンドが私のお気に入り。
イマジナリーフレンドというのは子供が小さい頃に頭の中だけで作る想像上の友達なんだけど、次女にはいっちゃんというイマジナリーフレンドがいて私はずいぶんお世話になったのよ。
私の運はすべて子育てに使ってるんじゃないかってくらい子育てでは大変な思いをしなことがないんだけど、「手が掛からなそうだね」と言われた長女より更に育てやすかった次女。
いっちゃんが次女の頭の中にいたころ、私は家事をやったりネットをしたくて子供の相手をしたく無い時などは「いっちゃんと遊んでおいで」と次女に言っていた。
次女は「おっけー、れっつごーいっちゃん!」と言ってベッドルームに走って行き、2時間でも3時間でも楽しそうにおしゃべりしたり、ぬいぐるみで遊んだりしていた。
てっきり世の中の母親はほとんどがイマジナリーフレンドに子供の相手をさせてるかと思ってたら「うちの子にはそんなのはいないよ」と何人かの友達に言われ驚いた記憶も。
ちなみにいっちゃんは当時の次女と同じ年で、両親を交通事故で亡くしたので我が家に住むことになった女の子らしい。
そしてそんなに仲良しだったいっちゃんなのに次女はあまり覚えてないらしく「お母さんがコンピューターをやってる時とかに壁に向かってしゃべってたのは覚えてるけど」という人が聞いたらまるでかわいそうな話になってるけど、当時は本当にちゃんと仲良く遊んでたんだよ。
「inside out」のbing bongはすべてを掛けて主人公を守ってくれるんだよね。
これから先、次女がすごく悲しい経験をするようなことがある時に、頭の中のいっちゃんが次女を助けてくれるのかと思うとなんだか嬉しくなる。
ということで私はいつまでたってもいっちゃん頼みかも。
「inside out」いい映画ですよ!
オーダーメイドのケーキショップはこちらです。
メールは apricotpeachcake@gmail.com までどうぞ。