「The Reader (邦題は愛を読むひと)」を鑑賞しました。
監督は「リトルダンサー」や「めぐり合う時間たち」のスティーブン・ダルドリーです。
ケイトウィンスレットがオスカーを獲って話題になりましたね。
この映画、とても良かったです。
まず画がとても綺麗。
特に屋外の撮影の画は、どこを切っても、そのままポスターに使えそうな美しさ。
ヨーロッパの「絵」になる画の連続で、もううっとり、です。
そして、役者がみんな上手かったのですが、やはり、念願のオスカーをさらっていった、ケイトウィンスレットがすばらしかった!
「好きな女優を一人だけあげるとしたら?」と聞かれたら、まよわず「ケイトウィンスレット」と答えるくらい好きな女優さんです。
卓越した演技力も、凛とした美しさも好きですが、私は彼女の「脱ぎっぷりの良さ」も好きなところの一つ。
女優は脱いでなんぼと思ってるので。ほほほ。
今回も脱ぎまくりですが、ハリウッドの女優にありがちな「同じ人間なのに、なんでここまで体形が違うんだよ~~!」と叫びたくなるような、ナイスボディーを見せ付けるわけではありません!
おもわず目を逸らしたくなうような、「はい、私は経産婦です!」と主張してるような(映画のキャラクターは経産婦ではありません。ケイト自身が、です)、垂れた胸や、四角いお尻。。。
悲しくなるような、中年のたるんだ裸体がリアルなんですよ。。。
インタビューで、ケイトは「最初の子を産んだ後、もうヌードはやらないと決めたはずなのに、なぜか脱いでしまうのよね~」と嘆いておりましたが、ここまで、「脱ぐ」ことで映画のストーリにリアル感を出せる女優さんも珍しいのではないのでしょうか。
唯一無二な存在の女優さんなので、最近又「もう脱がない宣言」をしておられましたが、役に魂を込めるために又「ついうっかり」脱いでしまうのでしょうね。
てか、期待してます!
話はとてもヘビーですが、考えさせられる所が一杯ありました。
ただいくつか疑問が残っているので、原作の方も読んでみようと思います。